ピルとは、経口避妊薬のことで、卵胞ホルモンのエストロゲン、黄体ホルモンのプロゲステロンで構成されており、エストロゲンの含有量を少なくし、副作用を抑えた低用量ピルが主流として使用されています。

低用量ピルは、毎日飲み忘れることなく服用を続けることで排卵が抑制され、ほぼ100%という高い確率で避妊できると言われています。さらに、ピルを服用することで卵巣がホルモン分泌をしなくなるので、生理周期が正常化し、生理痛や月経前症候群の改善、美肌効果、子宮体がんや子宮内膜症などのリスクを低下させるというメリットがあります。

しかし、ピルにはメリットだけではなく、デメリットもあります。ピルを飲み始めると、最初の2日から3日は、吐き気はむかつき、頭痛やむくみ、乳房の痛みなどの妊娠初期に似た症状が起こることがあります。これは、体が慣れるまで一時的に起こるもので、次第に症状が無くなっていきます。また、少量の不正出血が起こることもありますが、大抵は4日から5日でおさまり、長い場合でも、2サイクルから3サイクルほど飲み続けると症状はなくなるのが一般的です。これらの症状が辛い場合は、ピルの種類を変えることで軽減できることがあるので、医師に相談してみると安心できるでしょう。